家で封筒をあけたいときや、商品のタグを切るときなんかにVictorinox (ビクトリノックス) の小さいマルチツールを愛用している。ちょっとした用事なんかはこのサイズ感がちょうどいいんだよね。さっと取り出してさっとしまう。そんな使いかたが似合うやつだ。
クラシックSDはスモールナイフ、はさみ、やすり、2.5mmのマイナスドライバー、つまようじ、ピンセットが1つにまとまったマルチツールで、この手のアイテムの中ではかなりコンパクトな作りになっている。
小さいけどナイフが付いているので、不要なトラブルを避けるためにも外に持ち歩くことはない。銃刀法とか軽犯罪法とか、ちょっと厳しいと思う。
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クラシックSDとはけっこう長い付き合いがある。
僕がまだ小学生だったころに、近所によく遊んでくれる兄ちゃんがいた。その人が青のクラシックSDを持っていて、よく見せびらかしていた。僕はそれがすごく欲しくなっておねだりをしたら、兄ちゃんは快く譲ってくれた。優しい。青のクラシックSDは学校に持って行って先生に没収されたりもしたけど、机の手の届く範囲にずっと置いてあった存在だ。
そうやって十数年ずっと使っていたんだけど、青のクラシックSDははさみのバネ部分が折れて使えなくなったので処分してしまった。処分してしまったんだけど、長年使っていて生活に馴染んだ存在だったので新しく買いなおした。やっぱり馴染んでたし、無いと不便だし。
外せないアイテムってきっと誰にでもあるよね
僕はVictorinoxのスモール・マルチツールはこれからも愛用していくと思う。ナイフ、はさみ、やすり、爪楊枝とピンセット。このくらいのツールがちょうどいい瞬間って、生活の中でけっこうあると思うんだ。多分10年後も20年後も変わらずに作られている定番製品だと思うし、同じ製品がずっとずっと同じように作られ続けているって素敵だと思わない?